「どうつくられたか」が、住まいの価値になる。

2023/12/4

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石川県を拠点に、公共施設をはじめとする建築を手がけてきた大同建設株式会社。

長年の建築で培ってきた技術力を背景に、素材や職人の手仕事にこだわり、五感で感じる住まいを追求する新たな住宅ブランドの立ち上げをサポートしました。

tsumugiでは、ブランドの考え方を整理し、その思想を象徴するロゴ、ブランドメッセージとプロモーションムービーを制作。

単に「高級な住宅」をつくるのではなく、大同建設だからこそつくれる住まいの価値とは何かをブランドとしてカタチにしました。

PROJECT SUMMARY

BEFORE|建築の力はある。でも、住宅ブランドとしての「意味」がまだなかった。

公共施設をはじめ、さまざまな建築を手がけてきた大同建設には、長年培ってきた建築技術や、素材への知識、職人とのネットワークがありました。

新たに高級住宅市場へ展開するにあたり必要だったのは、それらを単に「高品質な住宅」という言葉で伝えることではなく、

「なぜ、大同建設が住宅をつくるのか」「どんな価値を持った住まいを届けるのか」

という、新しいブランドとしての意味をつくることでした。

WE FOUND|価値があるのは、完成した家だけではなかった。

私たちが着目したのは、完成した住宅の豪華さだけではありませんでした。

一本の線から始まる設計。選び抜かれた素材。それぞれの技術を持つ職人たちの手。

いくつもの人と技術が重なり合い、やがてひとつの住まいになっていく。

大同建設が持っていた本当の価値は、「何をつくるか」だけではなく、「どうつくるか」にまで宿っている。

その“つくる過程”そのものを、新しい住宅ブランドの価値として捉えました。

WE DID|目に見えない「つくる思想」を、ブランドの象徴へ。

ブランドの思想を、ロゴとプロモーションムービーという2つの表現へ落とし込みました。

ロゴでは、柔らかく、しなやかに成長していく姿をブランドの象徴として表現。

プロモーションムービーでは、一本の線が、多くの職人の手を経て、ひとつの住まいへと変わっていくストーリーを描きました。

完成した住宅だけを見せるのではなく、その背景にある人、素材、技術、時間まで含めてブランドの価値として可視化しました。

WHAT CHANGED|住宅という「商品」に、選ぶための意味が生まれた。

ロゴと映像によって、大同建設が目指す住宅の思想を、一貫したブランドの世界観として表現できるようになりました。

価格や設備、スペックだけでは伝えきれない、

素材に触れたときの感覚。
職人の手仕事。
住む人に合わせてつくられていく時間。

そうした目に見えにくい価値を伝えることで、新しい住宅ブランドが「何を大切にするブランドなのか」を社会へ伝えるための土台をつくりました。

HOW WE DID IT

01 DISCOVER|価値を、見つける。

大同建設が持っていたのは、住宅を建てる技術だけではありませんでした。

公共建築をはじめとする長年の建築経験。

素材を見る目。

建築を支える職人たちの技術。

そして、一つひとつを丁寧に積み上げ、建物をつくり上げていく姿勢。

私たちは、完成した建物だけではなく、その背景にある「人の手によって、丁寧につくられていくプロセス」も、大同建設がすでに持っている大切なブランド資産だと捉えました。


02 DEFINE|社会での役割を、定める。

「高級住宅」と聞いたとき、多くの人が思い浮かべるのは、広さや設備、高価な素材かもしれません。

しかし、大同建設が目指す豊かさは、それだけではありませんでした。

子どもの頃に思い描いた「理想の家」と、今の自分が本当に心地いいと思える家は、きっと違う。

誰かにとっての豪華さではなく、

今の自分にとって、心から心地いいと思える住まいをつくる。

素材、光、手触り、空気、職人の技。

五感で感じる一つひとつを丁寧に積み重ねながら、住む人それぞれの「等身大の理想」をカタチにすることをブランドの目指す価値として整理しました。


03 SHAPE|らしさを、カタチにする。

ブランドの思想を象徴するものとして、ロゴをデザイン。

柔らかく、しなやかに変化しながら成長していく姿に、新しい住宅ブランドとしてこれから育っていく未来と、住む人の暮らしに寄り添い続ける姿勢を重ねました。

また、ブランドの世界観を説明するだけではなく、感覚として理解してもらうためのプロモーションムービーを制作。

言葉、ロゴ、映像を通して、「五感で感じる住まいづくり」という思想をひとつのブランド体験へとカタチにしました。


04 CONNECT|ブランドと人が出会う、接点をつくる。

新しいブランドだからこそ、「どんな家をつくる会社なのか」だけではなく、

「なぜ、こんな家をつくるのか」まで伝える必要がありました。

プロモーションムービーでは、一本の線から物語が始まります。

設計され、素材が選ばれ、さまざまな職人の手を経て、少しずつ住まいへと変わっていく。

完成した住宅を広告的に見せるのではなく、家が生まれるまでのプロセスそのものをブランドとの出会いにすることで、大同建設の住宅づくりへの姿勢を直感的に伝えるコミュニケーションを設計しました。


05 RELATE|関わる人を、増やす。

家を建てるという選択は、一度きりの商品購入ではありません。

建築家と話す。素材を選ぶ。職人の仕事に触れる。

少しずつ自分たちの暮らしがカタチになっていく。
そして、完成したあとも、その家で長い時間を過ごしていく。

だからこそ住宅ブランドに必要なのは、「買ってもらう」だけの関係ではなく、住まいができるまでの時間そのものに共感し、参加してもらう関係だと考えました。

ブランドの思想をロゴや映像として社会へ開くことで、価値観に共感する人とブランドが出会うための最初の接点をつくりました。